■ ID | 298 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 活性汚泥・オゾン酸化処理システムにおける汚泥減量化と有機物・窒素・リンの挙動解析 |
■ 著者 | 小沼和博
茨城県科学技術振興財団 稲森悠平 国立環境研究所 須藤隆一 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | 日本水処理生物学会 |
■ 出版年 | 2002 |
■ 誌名・巻・号・年 | 日本水処理生物学会第39回大会公開シンポジウム、平成14年11月21日 |
■ 抄録・要旨 | 霞ヶ浦では、窒素・リンによる富栄養化が引き起こされ、CODは環境基準3mg/lに対し、8〜9mg/lであることが問題となっている。BODに関しては、現行の処理プロセスでほぼ除去可能である。しかしながら、活性汚泥等の好気性微生物を用いた処理過程では処理に伴い、大量の余剰汚泥が発生するため、余剰汚泥の低減が大きな課題である。
本研究は、窒素・リン及びCODの高度同時除去、余剰汚泥の減量化を目的として、嫌気好気活性汚泥法とオゾン酸化処理に注目したシステムの構築について検討を行った。
その結果、嫌気・好気活性汚泥法にオゾン酸化処理を組み込むことにより、汚泥の沈降性が向上し、バルキング対策として有用となることが分かった。さらに、オゾン酸化処理は、余剰汚泥の発生を削減し、有機物の排出量を大きく削減可能であることが示唆された。 |
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